神戸・元町商店街１番街にある、「ほどらひビル」の共用階段・通路をリデザインしました。
1階にドコモショップ、2階に美容室、3・4階に岩盤浴と、異なる業種が共存するテナントビル。
幅広い層の来訪者にとって居心地よく業種を選ばない空気感を意識し、温かみのある木目を空間全体に展開。
特に天井にも木目を施すことで視覚的な包容感を生み出し、通行空間に印象的な表情を与えています。
既存黒色の大理石調階段との素材感のコントラストが空間を引き締め、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気に。
また、壁面のインフォメーションサインは既存看板を再構成・再利用し、コスト面の配慮も考えています。