歴史ある閑静な住宅地に建つ木造住宅。恵まれた環境と立地条件の土地に巡り合い購入された。限られた予算の中、間取りは必要部屋数と広さと収納量を算出して計画した。「シンプルで上質な箱」をコンセプトに海や周辺の緑を感じられるよう、２階ＬＤＫに大きく開口した窓を設けた。旦那さまの趣味で集めているミニカーディスプレーや奥様の希望されたオープンなステンレスキッチンなどご要望も取り入れながら、家具や雑貨などのインテリアと合うように「白」で統一している。外内部とも「黒」をアクセントにバランスを考えてモダンなデザインを目指した。こだわりの部分以外は高価な材料や素材は使わず、色合いやバランスにこだわり、造作家具をあまり作らず大工工事で出来るように工夫し全体のコストを調整して建主の希望を実現した。